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KitLegon Bike System 3

最軽量のミニベロにチャレンジ

最も軽いと思う700Cのロードバイク2,97 kg - Spin Custom自転車の画像と重量リストを掲載します。
これを、ミニベロで実現してみたいと検討を始めました。完成させていろんな人に乗っていただけるようにすれば世界は注目するだろうし、デザインコンペなどに応募するなどで、多くの人が見にこられるようにすることも必要だと考えられます、それには、レンタサイクルで手軽に乗れるようにすることが良い方法かもしれません。

仲間の発案によるMobicleというレンタル自転車システムのビジネスモデル、制作手伝いから発展して始まった、柏市のレンタサイクルとか流山市の利根運河交流館、東京都墨田区に設立したスカイツリー「空の木」の、地域活性化活動等に利用していただくのも一案として考えられます。「KitLegon Bike System」を、多くの参加者(考える人・作る人、乗って楽しむ人、運営する組織)のコラボレーシヨンで進めて行きたいと思います。

KitLegon(C)





KitLegon(C)
意図的に一見、何処にでもありそうな、だが、何処にもない世界で最軽量のフレームに軽量パーツを組み込んだミニベロにチャレンジしませんか。フレームとフォークは作れる見込みが立ちますがリムをどのようにして作るか検討中。
発想の段階で制作図は出来ていません概念図として参考にしたのがGIOS PANT、Bianchi Minivelo-8 、RALEIGHなどほとんどが同じスタイル、ロゴとか色の特徴がなければ区別がつきにくいものです、この種類の自転車は10Kg程度です、あえて特徴のないものを意識、見ただけではとても3Kgに見えない自転車、持ち上げてみてあっと驚く軽さを実現する計画。この実現はリバースエンジニアリングで進めることになりますので、新規性はありません、現在入手可能な素材で最軽量にチャレンジしてみるのが目的です。

現在入手可能な軽量パーツのサイトのリンクです。また、2,97 kg - Spin Customの重量を掲載します。フレームセットが800gで制作の見通しが立てば可能性はあるということです。だが難関はホイール セットが926g、こちらの方が難しいかもしれません、この二つが解決できれば実現可能だと考えています。

フレームセットが828.4g
Frame: SPIN custom made 642,5 g
Fork: THM Scapula SP Tuned custom made 185,9 g

ホイール セットが926g
Wheels: Lew Pro VT-1 custom Boron 709,6 g
Tires: Tufo 200,1 g
Quick releases: Tune Skyline 16,3 g

ハンドル 193.7g
Handlebar: Schmolke-Carbon TLO custom made 111,3 g
Stem: Nordischer Rahmenbau CfK-stem 53,8 g
Headset: Integrated 23,4 g
Ahead-Cap: Carbon 0,2 g
Bar tape: Foam rubber 5,0 g

ブレーキ 158.1g
Brake levers: Record modified 86,5 g
Brakes: AX-Lightness Orion SL modified, BTP brake shoes 71,6 g

変速機 182.1
Shifters: BTP Carbon 9,0 g
Front derailleur: Record / BTP 28,5 g
Rear derailleur: Huret / BTP / Stefan Schäufle 40,7 g
Chainrings: Patrick Gunsch 50 / Fibre-Lyte 36 53,8 g
Chainring Bolts: Alu 8,2 g
Kassette / Sprockets: Alu modified, 6sp 11-16 34,7 g
Cassette Spacer: Teflon 3,8 g
Cassette lockring: Alu modified 3,4 g

クランク+ペダル 352.8
KitLegon(C)
Crankset: THM Clavicula Compact custom made 298,0 g
Pedals: Aerolite Titan modified 54,8 g








チェーン
Chain: KMC X-10 SL 214,8 g

シート 78g
Saddle/Seatpost: Schmolke-Carbon TLO custom made / Speedneedle 75,1 g
Seatpost Collar: BTP Carbon 2,9 g

その他 33.8g
Cables & housing: Powercordz & pneumatic hose 15,6 g
BB Cable Guide: Record 2,2 g
Miscellaneous: Tire glue, air, grease 16,0 g

合計 2967.7g

作ってみよう軽量のミニベロ
 最初は5Kgにチャレンジ、軽量パーツが入手できれば実現できます。部品探しを開始します。ゴールは世界最軽量を目指す。素材はカーボンプリプレグを型に巻きつけて制作します、丸管・角巻・楕円管とか板などが、およそ弾性率が120Gp、密度が、実測1.47のものが制作できます。
参考までに肉厚2mmのパイプとして重量を試算してみると約752gとなります。
  ハンドルチューブ 38×260
  トップチューブ   31.8×500  実際の制作では25.4にする
  ダウンチューブ   31.8×480  実際の制作では28.6にする
  シートチューブ   31.8×520
  シートステー    16.0×1040
  チェーンステー   16.0×920
チューブ類は専門メーカーに依頼すると「Cr-Mo チューブをCFRPに置き換える」に示したように、タンゲ Cr-Mo プレーン 全重量2433gは524gで作ることが実現しますので問題はなさそうです。

これに、接続用のラグとBBシェルの重量が加算れます、太目のパイプを使用するにもかかわらず、かなり軽量なものが作れそうです。これに製作予定のフォーク240g見込みを加算しても1000g程度におさまりそうなので夢が一段と膨らみます。だが、ここに示されたような3kg以下の重量にすることは極めて難しいものと言えます、アプローチとしてはFEMによる構造解析でシュミレーションを行いながら設計することが必要です。この分野は、昔に体験していますし、若い仲間のYusukeさん、H.Chinさん、それに本職のプログラマdadaaさん、もいるのでグループでアプローチすると、100kgの人が乗っても壊れる一歩手前で安全なミニベロを実現出来る可能性はあります。

フレームは製作できる可能性が見えてきましたが、ホイール セットを926gで作ることはかなり困難、現在使用しているものはセットで2.5kgありますので、この構想での完成車に近い重量です、軽量のものを探してみましたが、セットで1.6kg程度になります、特にリムの入手は難しいようです、タイヤは市販品にTUFO S3Lite : 100g以下の超軽量タイヤ(12~15barという超高圧)があります、これに使用するリムが手に入るかが鍵をにぎっいます、未確認情報ですがnisi 22inch チューブラリムと言うのがあるようです。場合によってはカーボンのリムまでオリジナルで作ることを検討しなくては。現在、クランクとペダルにチャレンジしているが間もなく二次加工が出来上がってきます。チェーンリングはExtralite OctaRamp RCBCD 110mmのロードコンパクト用チェーンリングセット。50-34T。重量は2枚セットで95gと超軽量です。STIはST-7900がカタログ値378.5g、もっと軽い物がないのだろうか。

ゴールは2900gに挑戦
第一の関門はフレームセットが828.4g以下、ホイール セットが926gで制作可能かの検討です、これをクリアすればここに掲載されているパーツを組み込むことで実現可能になります、ただしミニベロ用途でない部品例えば車輪などは別途考える必要性があります。一方ここで掲載されているより軽い物もありそうです、が未確認。フレームは作れる見込みがありますので実現の可能性は高くなりつつあります。KitLegonとして多くの人々が利用できるようになること、そのためにはフレームセットが10万円程度で作れるような企業に協力を求めることを考える必要がありそうです。さらに、この技術を利用して輪行目的のリュックに入る分割式で超軽量もあわせて制作したいと思います。

この提案は「KitLegon Bike System」と命名し多くの人々がを活用できるようにと取りまとめていく予定でいろんな考え方とかアイデアを逐次、プロジェクト参加者に提供しています、もし、参加ご希望であれば、コメントらんから非公開設定でお知らせいただければ参加者の合意を得て、ログインIDとパスワードをご連絡させていただきます。
by tasukei-x24 | 2010-12-25 13:22 | 素案